起業資金を借りたい、でも自分名義の不動産はない…
そんな時でも、もし親御さんが同意してくれるなら、親名義の不動産を担保にして不動産担保ローンを借りることができます。
借り入れを希望する本人が不動産を所有していなくても、親・兄弟・子供・親戚が不動産を所有している場合、持ち主の同意があれば融資は可能です。
ココが気になる
審査が厳しくなったりしない?
本人所有の場合と比べて条件が悪くなるのではないかと心配する方もいるかもしれませんが、きちんと同意を得ている場合は心配いりません。本人が不動産を所有している場合と変わらない条件・融資額での借り入れが可能です。
不動産担保ローンは起業資金が借りやすい
新しく事業を始める場合、開業資金が必要となります。起業するのには少なくても数百万円~数千万円のお金が必要になります。そんな大金を貯金するのはまず無理だし、お金を貯めるのに時間を掛けすぎて、ビジネスチャンスを逃しては元も子もありません。
正論から言えば開業資金は貯めておいた方が良いのですが、例えば開業資金に500万円必要として、貯めるのに5年かけて5年後に創業する場合、それが得策かはケースによります。
5年起業を先送りにすると、市場が変わってビジネスチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
本人の年齢も5歳年を取る訳ですから、場合によっては資金を借りて今すぐ企業したほうが良いこともあります。
国や銀行で開業資金を借りるのは難易度高め
お金を借りるとなったときに一番に候補にあがるのは、国や銀行などの金融機関だと思います。
しかし、これから起業するということは、今現在の実績がないため、銀行や国から借りる場合、条件が難しいかもしれません。
銀行では、開業医などよっぽど条件が良い人にしか起業資金を貸してくれませんし、国のローンは誰もが借りたいため、なかなか自分の番が回ってこないということもあると思います。
ノンバンクの不動産担保ローンなら借りれる!
そういう時は、ノンバンクの不動産担保ローン専門の会社で融資してもらうのがお勧めです。
ノンバンクって何?と怪しく思うかもしれませんが、ノンバンクとは預金業務を行わない金融業者のことです。
金融庁に許可を得て営業しているため評価額も適正だし、不動産担保ローンだけを専門に扱う融資会社なら多少難しい物件でも扱ってもらえます。
また融資実行までが2~3営業日以内とスピーディーなため、国のローンが借りれるまでのつなぎ資金としての使い方もできます。
銀行などでは担保があっても個人の信用力を重視する傾向にありますが、不動産担保ローン融資会社では、担保や事業計画や将来性などの多方面から審査してお金を貸してくれます。
その担保となる不動産が親などの第三者名義のものであっても、同意が得られていれば問題なくお金を借りることができます。
担保不動産を売却する必要はない
親に迷惑を掛けたくないという人もいるかもしれませんが、ここでご紹介している融資会社は、売却を前提とした融資は行っていません。あくまで不動産を活用するという位置づけでローンプランを考えてくれます。
担保売却は最終手段であり、万一返済が難しくなってきた時でもできるかぎり返済計画の見直し等で何とか乗り切れるよう対応してくれます。
家族や親族など、第三者の不動産を担保にして融資を受けることは、持ち主の同意が得られている場合は問題ありません。
親の名義の不動産を担保に子供が融資を受けたり、夫婦で共有している不動産でもパートナーの同意を得て担保に利用することができます。
ただし、金融機関によっては第三者名義での不動産担保融資を取り扱っているところとそうでない所がありますので、取り扱いがある融資期間を探す必要があります。
家族と共有している不動産や、親族名義の不動産を担保に融資を受けたい方は、下記の第三者の担保提供でも融資をしてくれる融資会社を参考にしてください。